コラム55
コラム55
2020年9月28日(月)
「なかなか抜けない、その疲れ!副腎が原因かも?」
第二回は副腎疲労(アドレナルファティーグ)の原因となるホルモンについてです。
副腎はストレスに対処するホルモンをつくります。
そのホルモンの名前は、「コルチゾール」といいます。
コルチゾールは具体的に、下記ような役目があります。
① ストレスからからだを守る
② 糖利用の調節
③ 血圧を正常に保つ
④ 免疫機能を正しく保つ
⑤ 脂肪をエネルギーに変換する
⑥ タンパク質をからだの修復や疲労回復に使えるようにする
⑦ 脳を覚醒させる
などです。
ストレスを受けると、体内に炎症が起きます。それを鎮めるためにコルチゾールが大量に生産され、分泌過剰になります。
そして、ずっと分泌過剰状態が続くと、やがて副腎が疲れてバーンアウト(燃え尽き)し、コルチゾールがほとんど出なくなる状態になります。
副腎疲労は、このようにして起きるのです。
つまり副腎は、「ストレス」によって疲れてくるのです。
今日のコラムは、副腎疲労の原因となるホルモンとストレスについて、でした。
次回は、ストレスの3つの要因を説明いたします。
続きは、明後日9月30日(水)20:00に配信します。